予算ゼロから始める「持ち上げない介護」への第一歩!段ボールで作る自作スライディングボードのススメ

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「フレックスボード」や「ラクラックス」といった移乗補助用具。 便利だと分かっていても、いざ導入しようとすると大きな壁にぶつかりませんか?

  • 「今までの抱える介護で十分じゃないか」という現場の空気
  • 1枚数万円もする導入コストの高さ

特にコスト面は、実績もないのに「良いものだから買ってください!」と稟議を通すのは至難の業ですよね。

そこで今回は、私が勤務する病院で実践した、予算ゼロで「これ便利じゃん!」という仲間を増やす魔法の方法をご紹介します。

解決策はシンプルに「手作り」すること!

結論から言うと、「段ボールスライディングボード」を作っちゃいましょう。 高価な用具を購入してもらうためのハードルを下げるには、まずあなたの「情熱」を形にして、その効果を肌で感じてもらうのが一番の近道です。

【作り方】制作時間はわずか10分!

  1. 材料の準備:おむつが入っていた空き段ボールと、大きめのビニール袋を用意します。
  2. 加工:段ボールを平らにつぶします。
    • ポイント:角を丸くカットすると、肌当たりが優しくなり、引っかかりも防げます。
  3. 仕上げ:ビニール袋を被せて、テープで固定すれば完成!+ スライディングシート用ビニールを付属すれば完璧です。

「段ボールとビニールだけで大丈夫? 折れて落ちたりしない?」と不安に思うかもしれませんが、こちらの動画をご覧ください。(動画は服を着ていますが、濡れた状態でも使用できます)

見ての通り、強度は全く問題ありません。 施設にあるものだけで作れるので、材料費は実質0円です!

「まずやってみる」ことが、本物の導入に繋がる

もちろん、自作ボードにも弱点はあります。

  • 耐久性: 使用頻度によりますが、目安は1ヶ月程度。
  • 見た目: 既製品のような美しさはありません。

しかし、この「段ボールボード」には大きなメリットがあります。それは、「移乗が楽になる成功体験」をスタッフ全員で共有できることです。

私の職場では、このボードを入浴介助(ストレッチャー間の移動)で使い倒しました。その結果、現場から「これは欠かせない!」という声が上がり、ついに濡れても使える本物の「ラクラックス」導入にこぎつけたのです。

魔法の言葉「トライトライ!」

私の知り合いのマレーシア人の口癖に、「トライトライ(Try, Try!)」という言葉があります。

「まずはやってみなよ!」という、シンプルですが最高の魔法の言葉です。 いきなり高級な道具を揃える必要はありません。まずは10分、段ボールを加工するところから始めてみませんか?

あなたのその一歩が、現場の介護スタイルを変える大きな力になるはずです。 ぜひ、「トライトライ」してみてくださいね!

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